今後の展望
管理面での課題に取り組みつつ、BCPとの連携・整備も強化したい
導入して約6年が経過しましたが、管理面ではまだ改善の余地があります。今後はアラート☆スターの通知を設定している社員データのメンテナンス作業をRPAで自動化して、効率化を図りたいと考えています。
また、危険度に応じたフォロー体制の構築に力を入れたいです。弊社では危機管理体制上、危険度を5段階に設定し、アラート☆スターを活用して対応するようにしています。危険度5(最大)の場合、該当国(地域)にいる現地の駐在員や出張者が自ら「安否」を表明してもらうことになっているのですが、その安否確認をもう少し簡単にできないかと考えています。たとえばRPAを活用し、危険度5のアラートを受信したら、現地にいる駐在員や出張者に対し自動で安否を確認するメールを発信する仕組みがあれば、より円滑、且つ、確実に社員の安否を管理できるようになるでしょう。
このように、もっともっとアラート☆スターの機能を使いこなして、『海外にいても社員が安心して働ける・活躍できる』環境を提供していきたいと考えています。